暑い季節になると冷たいドリンクが欲しくなるように、アイスコーヒーが欲しくなりますよね。
ホットコーヒーを淹れることはあっても、「アイスコーヒーはなんだか難しそう。」と思われるかもしれません。
この記事を読んでいただければ、お家でカフェのような本格的な味わいのアイスコーヒーを簡単に淹れることができます。
アイスコーヒーの種類
急冷式アイスコーヒー
氷を入れたサーバーに直接温かいコーヒーをドリップし、急速に冷やすことで風味豊かなしっかりとした味わいのコーヒーを抽出します。
水出しコーヒー
その名の通りコーヒーの粉を水に浸すことで、ゆっくりと成分を水に溶け出させる方法です。一般的に丸みのある優しい味わいになります。
氷出しコーヒー
ドリッパーにセットした粉に氷を山積みし、自然に溶け出すスピードに合わせて少しずつコーヒー成分を取り出す方法です。こちらはすっきりとしたクリアな味わいを作ることに向いています。
急冷式アイスコーヒーの作り方
急冷式コーヒーの作り方はシンプルで、いくつかのポイントを押さえることで、簡単に美味しい本格アイスコーヒーを入れることができます。
準備するもの
2杯分の材料になります。
- ドリッパー(まずは一つ穴のドリッパーがおすすめ)
- 新鮮なコーヒー豆(挽きたての中挽きがおすすめ)
- サーバーに入れておく氷(150g)
- カップに入れる用の氷
- 水(200cc)
- 細口のケトル
- ドリップスケール(あれば)
WAVESの急冷式アイスコーヒーレシピ
- 25gのコーヒー豆を中挽きにします。
- お湯を沸かし、中深煎りの場合86℃程度に冷まします。(浅煎りは92℃、深煎りは85℃くらいを目安)
- コーヒー粉にお湯を注ぎ、均一に湿らし40秒間蒸らします。この時の湯量は25cc程度=豆と同じ重量。
- 小さく円を描くようにのお湯をゆっくりと注ぎ、氷の入ったサーバーにコーヒーを落とします。
- 1つ穴のドリッパーなら200ccを2分半程度で注ぎ終わり。3分程度で落としきります。
- サーバーに溜まったコーヒーと氷をしっかりと撹拌する。氷が溶け切っても大丈夫です。
ワンポイント
- コーヒー豆は新鮮なものを使用し、抽出直前に挽くのがおすすめです。
- 湯温は、浅煎りほど高めに、深煎りは低めにすることで成分を適切に抽出することができます。
- コーヒーの濃さを調整したい場合は、豆の量やお湯の量を調整してください。
アイスコーヒーの豆の選び方
抽出によって作られる味わいも重要ですが、セレクトする豆によってその味わいは大きく変わります。
どの豆でも美味しく作れますが、お好みの味わいが、「しっかりとした苦味」や「果実感のある味わい」など、どんな傾向にあるかを押さえておくことで、自分にぴったりな1杯を淹れることができます。
しっかり苦くコクがある1杯
表面に油分が出るほど深煎りに仕上げたインドネシアマンデリンで淹れると、重厚で苦味のあるしっかりとした味わいに。
紅茶のような爽やかな味わい
酸味やフルーティーな風味を持つ豆として、エチオピア イルガチェフェもおすすめです。爽やかなピーチ感のある味わいが暑い時期にぴったりです。
迷った時は
WAVES COFFEEでは、浅煎りから深煎りまで幅広く取り揃えています。
当店では、中煎りのコロンビアや中深煎りのブレンドをおすすめしています。酸味、苦味、ナッツのようなフレーバーが程よく感じられてバランスが良いので、まずはこちらからお試しいただくのもおすすめです。
おわりに
ここまで急冷式アイスコーヒーの楽しみ方についてご紹介しました。急冷式アイスコーヒーは、手軽に作れるだけでなく、コーヒーの豊かな風味をそのまま楽しむことができるのが魅力です。
これからの季節、アイスコーヒーで日常のひとときをより豊かに過ごしていただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
淹れ方や豆の選び方で迷われた時はいつでもお気軽に聞いてくださいね。